2011年 日本大通りの銀杏並木 |
まるで「お散歩していらっしゃい」というかのように。
そんなわけで、お天気に誘われ日本大通りへ。
アルテリーベ前の銀杏、このブログではすっかりおなじみです。
雑誌の撮影があって思う角度から撮れませんでした。
午後の木漏れ日、そして吹き抜ける風に癒されます。
かつてホテルで働いていた時、私の職場は70階建ての地下2階。
外の様子が全く分からずに、電光掲示板で天気を知る生活でした。
仕事も忙しく、常に緊張を強いられる毎日。
自然光を感じる生活、そして自分のリズムを大切にした生活をしたい。
そう思っていたあの頃が懐かしく蘇りました。
情報文化センターでは、横田めぐみさんの写真展が行われていました。
お父さまがいつかお嫁に行く時のためにと撮っていた写真には、
幸せなご家族、そして無邪気で可愛らしいめぐみさんの姿がありました。
ちょうどめぐみさんのご両親と、黒岩県知事がいらしていましたが、
特にお母さまの顔と写真のめぐみさんが重なり、またへギョンさんの顔も。
会場には涙を押さえながら見ている方もいました。
拉致により引き裂かれたご家族が一日も早く再会できるようにとの思いが
一層強くなりました。
日本大通りの銀杏も弱っている木が見られます。
どんどん変わっていくであろう風景・・・
目の奥に焼き付けて、記憶として留めたいです。