新しいシンギングボウル 音の不思議 |

猛暑になる前、偶然出会ったシンギングボウルです。
澄んだ音色があまりにもきれいで、すぐに気に入ってしまいました。
このシンギングボウル、その時出会ったチベット人の青年のお父さんが作ったもの。
鳴らすと、ここではないどこか遠くへ誘ってくれます。
倍音って心へとストレートに響くんです。
敏感だったり研ぎ澄まされてきた人は、トリートメントの前後での音の変化に
気がついたり、音が体の弱っている部分に届くのがわかるといいます。
他にもティンシャや音叉など、その時その方に合わせた音を使っています。
彼の故郷、チベットはどんな国なのでしょう。
以来、関心を持つようになりました。
私が音が好きでこだわりたい理由は、音でもひとときの旅ができるから。
音楽によってバロックなら中世に、シタールやタンブーラなら悠久のインドに、
鳥のさえずりや水の流れる音の環境音楽は森の中にいる気分になるし、
水琴窟の音は幽玄さすら感じさせてくれて、それぞれの音と背景に想いを巡らすのが楽しい。
香りも同様に、効果効能ばかりでなくて、そこに夢や旅を感じるように使うのが好きです。

このCDは根強いファンがいる一枚。
すごーくすごーく心が安らいで、呼吸が深くなるんだそうです。

大好きなウィリアム・モリスの回顧展がロンドンのV&Aこと
ヴィクトリア&アルバート美術館で行われた時のために作られたもの。
天井の高い石造りの美術館で聞いたグレゴリヤ聖歌とハープシコードの音楽は
今でも心の奥で響いています。
こちらはまだまだ暑い9月の頃のBGM。

ペニンシュラのスパミュージックです。
二胡をベースにしてあって、ゆったりとオリエンタルな雰囲気が漂う曲ばかり。
不思議と大地とか水、海、山々を感じる一枚。

ペニンシュラのロビーみたいに、都会の中の避暑地のような空気感がとてもいいです。