2013台北女子旅 ⑫7回目のカンジューン(肯園) |
当初はIさんと私でしたが、Oちゃんも行くことになり3人で向かいます。
ここに行く時には、忠孝新生の駅からゆっくりと歩いていきます。
今回もタクシーでサロン前まで乗り付けることはせず、駅で降ろしてもらい
5分ちょっとの道を歩きながら心を整えます。私なりの小さなこだわりです。
この静かな道を歩く時、いつもうれしくなってしまう。
周囲は閑静なお屋敷街。瓦屋根の日本家屋がそのまま残っています。
カンジューン(肯園)→★
私は7回目。大好きなお気に入りスパです。
「カンジューンがあるから台北に行く」という人もいる位、好きな人には有名なスパ。
私のような同業セラピストの評価が高く、精神性を重んじたアロマセラピーは、
今では諸外国からも学びに来るほど。
カンジューンが大好きで、台北ナビに書かせていただいた記事はこちら→★
現在、コンサルテーションやトリートメント内容は進化しています
この記事のおかげで出会えたお客さまもいて(検索して調べて来てくれたのです!)
機会を与えて下さった台北ナビに感謝しています。
ここの他、以前は同系列だったものの、北京にサロンを出すため残念ながら他社にチェンジしてしまったシャングリ・ラ ファーイースタンプラザ台北の40Fにあった「雲天芳泉」(HORAIZON SPA)の体験記事も書かせていただきました。
カンジューンの代表は、英国の大学で哲学を学んだ台湾人女性。
ロンドンでアロマセラピーを学び、台湾に持ち帰り独自のアロマセラピーの世界を
作り上げました。
初めてカンジューンのアロマセラピーにふれた時「なんて美しいんだろう!」と本当に感激したものです。どうやって伝えていいのか・・・トリートメントに起承転結、春があって夏が来て・・・四季がある。それはまるで書道のようでもあり・・・アロマトリートメントを「美しい」と感じたのは初めてでした。
顧客には聞けば誰もが知るハリウッド俳優もいて・・・プロモーションでアジアに来た時にはスパのためだけに台北に立ち寄ったのだとか。サロン側がそれを売りにしないのが非常に好ましい。それが「お客様を守る」ということだから。
こちらのセラピストのスタンスも好感が持てます。
自然な笑顔、振る舞い、謙虚さ。
日常を離れて緩んで欠伸がでちゃう。これが私にとっていいサロン。
「癒してあげよう」とか「あなたのお陰といわれたい」という驕りがないのもいい。
こういう人にやってもらうと私、後で疲れちゃうのです・・・
私が今、受ける際に願うのは資格があることでも知識が豊富なことでもなく、誠意ある人のトリートメントを受けたいということだけ。その自分の基準があるから、そうでなかった場合は「ああ行かなくて本当によかった」ということが起こります。不思議なものです。
記事の中で「心からくつろげる」と書いたのは本当のことなんですよ。
今回は2泊3日。時間がタイトなので約1時間のシンギングボウルのコースを予約しておきました。
コンサルテーションと着替えの後、銅鑼の前に座って音浴。
いろいろあって3月以降は消耗することが多く、また旅立つ前もバタバタでした。
銅鑼の音が全身と心に沁みるなんて初めて。
担当のエスターさんは少し日本語が話せる子。
銅鑼の音はお祓いの効果もあると教えてくれました。
トリートメントルームで足浴をした後、シンギングボウルセラピー。
ゴォーンと鳴り出すと次第に自分の日常が遠のいていき、心地よい世界へ。
音の世界に穏やかに漂う気持ちのよさを満喫。
終わった後はぼ~っとして、安心で安全な中に包まれるというか、
瞬発力がなくなって、先ほどのシンギングボウルの音色が耳に残ります。
特に揉んだりさすったり的な手技がないので、純粋に心身の浄化を求める人に。
カンジューンのトリートメントは心と体にパワフルに作用します。
終了後はゆっくりと過ごすスケジュールを組むのがおすすめです。
今回も2~3日後、冴えてひらめきが増え、アイディアが次々浮かんできました。
浄化の作用の効き目を感じました。
Oちゃんの記事はこちら→★
今度はカンジューンの元セラピストがさまざまな活躍をしているそうなので、彼女たちのサロンへも行きたいし、トリートメント後に茶藝館でのんびりお茶を飲むというのもいいな。
最後にしっかり内側から心と体のメンテができ、あとは日本に帰るだけ。
忠孝新生の駅から電車で台北松山空港へと向かいます。
元町中華街徒歩3分。アロマセラピー&リフレクソロジー、台湾直伝へそ温熱セラピー、シンギングボウルなど旅先で出会ったよいものを取り入れています
癒しと健康 アトリエクラルス