香港&台北の旅 <食べたものいろいろ②> |
その名は海安咖琲室。(珈は正確には咖の下に木)
さて、このおじさんはいるでしょうか。
ホテルからは歩いて10分ちょっと。
西港城(ウエスタンマーケット)の横を歩き、角を曲がると・・・ありました!
ノスタルジックな店構えです。
私が頼んだのは、鴛鴦茶(インヨンチャ)と蛋撻(エッグタルト)。
鴛鴦茶はコーヒーと紅茶のブレンドで、香港ではよく知られた飲み物。
それがここ海安が発祥との噂もあります。
お菓子は何にしようか迷ったけれど、香港に来たら一度は蛋撻を食べなくちゃ。
天井のファンが回る音、静かな話し声、店の外では車とトラムが走る音・・・。
時の流れが止まったような店内、昔から変わらないであろう雰囲気に浸ってきました。
まさかこんなに目立たないところにあるとは・・・
銅鑼湾のローズデールホテルの奥、これって行き止まりじゃない?
という場所にあった彩雲南。ここも香港女子的裏グルメで知ったお店です。
春城豆花鹵米線とライチジュースのランチセット。
この麺、甘くて酸っぱくてコクがあって美味しい!はじめて出会う味。
お豆腐もたっぷり入っていてヘルシーだし、雲南米線のつるつる加減もまたいい感じ。
相席で近くの女子校生グループの中で食べていたんですが、帰り際
「これから油麻地に行くの」というと、「いい?銅鑼湾から金鐘まで行って、乗り換えて
チムシャーツイ、ジョーダン、ヤウマティね!」と書いて教えてくれました。
真面目そうな子たちで、友達同士のおしゃべりが本当に楽しそう。
よく食べる、よく笑う。何かね、白けていないんですよ。彼女たちから希望が見えるのです。
キラキラしてて、「若いって素敵!ガンバレ」って応援したくなりました。
私、お粥って夜に食べるのが一番好きなんですが、香港のお粥専門店は朝早くて
夜の閉店が早いところが多いんです。
灣仔にあるここ「ガウタッチュー」は夜は23時まで、魚ダシのお粥屋さんです。
このお粥、とろっとろのスープのよう。あっさりした味わいながらコクがありました。
隣にあるのは魚の皮をゆがいたもの。ここの名物です。
これがまた意外にも、コリコリして美味しかった。
見た目は「・・・」だけど、食べてよかったです。
実は残すのが嫌なので、同じ値段でいいので半分の量にって頼んだんです。
今さら「美味しいからもう半分ください!」とも言えないし。
魚の皮ってコラーゲンたっぷりだそうですよ。食材をすべて使い切るのも素晴らしいです。
ここはホテルすぐそばにある餃子園。
ウェリントンストリートに2軒あり、中の様子を覗いて金おかーさんが
いそうなほうに入ってみました。
鮮肉西洋菜餃(クレソンと肉の餃子)、本当はビールにしようと思ったけど
お店秘伝のさんざし茶にして、あとは茹でたブロッコリーのオイスターソースがけ。
10個も食べられるかな?と心配したものの、クレソンのさっぱり&ほんのり苦味がよくて
消化を助けるさんざし茶も手伝い、結局完食。
何気ないようでいて、やっぱり美味しい。最後まで食べ飽きなかったです。
で、金おかーさんですが、帰宅した後でした。残念。
メニューにあったセロリ入りも気になります。
お腹いっぱいで眠くなってもホテルはすぐそこ。
八王子のEさん、武蔵野市のIさん、
中環エリアもいいですね。