ラベンダーの香りに想う |
時折、ラベンダーの香りに包まれたくなることがあります。
私の初めてのアロマセラピー体験はラベンダー。
ロンドンで訪れたショップ、カルペッパーで、よくわからずにお店の人に薦められて購入。
言われたとおりに、ラベンダーの香りを含ませたファンをまわして眠りにつきました。
翌朝・・・
いつもより早く目覚め、鳥たちのさえずりがよりクリアに、耳元近くで聞こえます。
枕元にはほのかにラベンダーの香りが漂っていて、その透明感ある香りが何ともいえず心地よく、まるで体の節々に油を差したような・・・関節が柔らかく、背中のこわばりも消えています。何よりもよい睡眠をとったという充実感。
いつもと同じはずなのに、こんなに朝が気持ちよく感じられるなんて!!!
それ以来アロマセラピーの不思議にハマってしまいました。
ラベンダーに出会うまで、自分の体がこわばっているという自覚すらなかった私。
今振り返っても、この時に五感でラベンダーを実感できたこと。とてもよかったと思っています。
何かを続けていくのに必要なのは、初心を忘れないこと。
最初に出会った感動を忘れないこと。
その時に心に強く感じたことを忘れないこと。
何のために?という動機は、時々思い返し、確認することで体に染み込んできます。
でも人って迷ったり、悩んだり、くじけそうになるじゃないですか。
そんな時に思い出させてくれる香りに励まされたら・・・
その人の節目節目に思い出の香りがあったらいいな、なんて思いながらトリートメントをしています。